新境地を開いた無料講演・施術会

◎専門家も大勢参加

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 2012年2月11日、要望が大きかった「無料講演・施術会」が、東京・中野の礒谷療法総本部で開催されました。


 「無料施術会を開いて欲しい」と多くの要望を受け、半年振りで開かれた今回の無料施術会は従来と一味も二味も違っていました。昨年は“東日本大震災”が起き、無料施術会がわずか一回しか開催できなかったのですが、それでも何回かのセミナーは行いました。このセミナーのほとんどは整骨師・鍼灸師・整体師など“整体の専門家”を対象としたものでした。


 実はこれらのセミナーに参加した“専門家の先生方”からもセミナー開催を要望されていたのでした。もちろん、今回の無料施術会は一般の方々を対象に企画された会で、日常的に悩まされている痛みや体の変調を取り除くことを目的にしています。


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 しかし、「無料施術会」の開催を告知すると直ぐに“専門家の先生方”から多数参加希望が寄せられたのでした。これらの先生方には会の主旨を説明して何人かの方々には断りのあいさつをさせていただいたのですが、どうしても参加したいと希望する何人かの先生が今回の会に参加することになったのです。


 このような事情があり、一般の方々と専門家の先生が参加するという“変則的な会”としてスタートすることになりました。








◎“少人数施術会"は曲げたくない

 今回の「無料講演・施術会」は最終的に14人の参加者となりました。


 私たちは「無料講演・施術会」の参加人員は10人程度に収めることが必要だと考えています。これは過去の経験から、参加して戴いた方々に礒谷療法を理解していただくためには、参加人員は10人程度が適当、と知ったからです。


 充実した「講演・施術会」にするためには、参加者一人一人の“顔”を見るためにはどうしても10人程度が限度なのです。数をこなすだけ、“施術”を行っただけ、ということに終わらせたくはないからなのです。


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 今回の無料施術会も、この基本的スタンスは曲げず、一般の参加者には礒谷療法を身近に接してもらい、同時に専門家の先生には礒谷療法の“真髄”の一端を知ってもらいたいという欲張った狙いでスタートしました。参加者は専門家の先生が5人、一般の参加者が9人という割合でした。


 今回は、早々と募集を締め切ってしまい、多くの方々にご迷惑をおかけしました。すべては「充実した施術会」を行いたいと考えてのことですが、お断りした方々にはこの場をお借りしてお詫び申し上げます。





◎奇妙なハーモニーを奏でた施術会が展開

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 専門家の先生方と一般の参加者の場合、それぞれの興味の対象が違います。

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 専門家の方々は“礒谷理論”や“なぜこの施術が効果があるのか”“どのように施術するのか”というような「施術者の視点」で礒谷療法施術会に参加しています。一方、一般の方々は“痛みが消えるのか”“何に気をつければ痛みが再発しないのか”という患者の視点で礒谷療法施術会に参加しているわけです。


 私たちのスタンスとしては、今回の施術会はあくまで一般の方々を対象としていますので、その意味では専門家の先生には物足りなかったと思います。しかし、このことは十分予想されたことで、“物足りなさを補う”ために施術会終了後に「質疑時間」を確保することで専門家の先生方に対処することにしました。


 このことを告知すると会場の雰囲気が微妙に変わりました。専門家の先生方が一般参加者にアドバイスをし始めたのです。会場のそこかしこで、幾つかの輪ができ、さまざまなテーチインが始まったのでした。私たちの予測を越えた不思議なハーモニーが流れていたように思えます。とても不思議な施術会になったのでした。





◎参加者の“笑っちゃうよ"の声に会場は大爆笑

 今回も「礒谷療法に何を期待しているのか」を知ることを徹底的に重視し、講演はなるべく短めにして、参加者一人一人が今回の会に何を求めて参加したのかを中心テーマとしました。そのためには個人個人にていねいな対応と、施術に時間をかけることを心掛けました。


 参加者一人一人とじっくり向き合うことを主眼とし、多様な参加動機の参加者の方々に対し、一人一人とじっくり向き合った結果、「こんな親切な会は初めて!」「本で読んだのと実際は全然違うのですね」と喜びの言葉を言ってもらえました。このような声が私たちの喜びですし、施術会開催の原動力ともなっています。


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 今回も、右肩が痛くて動かない男性を施術したのですが、施術が終わるとその男性が「肩が全然痛くありません。色々な整体をやって駄目だったのに。こんなに簡単に痛みがとれるなんて。笑っちゃいますよ。今までのは何だったんだって」


 これには会場は大爆笑でした。そしてこのような時こそ“施術会をやって良かった”とつくづく思う瞬間です。






◎参加者の喜ぶ声をもっと

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 今回の会は、礒谷院長、大町先生の両名が担当しました。


 今回はやや“変則的な施術会”だったかもしれませんが、反面、参加者の方々の多くが“個人的なテーマ”をもって参加されていることがよく分かりました。「何となく参加しただけ」の人はいないようでした。


 「話題になっているから、どのような整体なのか見たかった」人や「奥さんに誘われて“無理やり”やってきた」人もいましたが、体調的に苦しむ人、腰痛で苦しみさまざまな整体に通った結果良くならなかった人、痛みがあることにあきらめていた人などもいました。ある方は「全然期待しないで」参加したのですが、試しに施術を受けてみと、驚くべき成果があったとよろこんでくれました。


 痛くて首を曲げることのできなかったが首が回るようになった人、日常的に正座ができなかったが正座できるようになった人、腰の痛みが取れた人がいたりと、今回も礒谷療法の面目躍如のシーンは多く見られ、何度か会場は驚きの声に包まれました。


 それ以上に、嬉しそうな参加者の顔をみることができたこの瞬間こそが、「会を開いて良かった」と感じるときなのです。






◎今後も持続させたい「講演・施術会」

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 礒谷療法の基本理念は、きれいごとのようですが、多くの方々の「痛みや苦しみ」を少しでも軽減し、できれば完治できる手助けをしたいということです。そのために、今回のような「無料講演・施術会」を開催しているわけです。


 礒谷療法とは、ご存じのように対症療法ではなく根本療法です。つまりは日常生活改善の大切さを理念とする療法なのです。礒谷療法を知ることにより、誰でも“自力で”健康を保持できるはずなのです。このことを多くの方に知ってもらいたいとの気持ちで始めたこの会ですが、逆に多くのことを参加者の皆様から教えて戴いてきました。


 “治してあげる”のような上から目線、施術家目線で患者さんに接するような態度は間違いだと改めて教えてもらいました。


 患者さんの苦しみ、悩みに正面から向き合うこと、それこそがもっとも重要だと気づかされたのでした。患者さんに真摯に向き合い、共に体調を改善していくことがもっとも大事であることをも教えられた気がします。


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 礒谷療法を、「理解してもらいたいと一方的に」“押しつける”ことは明らかな間違いなのです。患者さんを治したいとの思いが強いと、施術家はしばしばこのような態度を取ることがあります。私たち礒谷療法も、このような態度を取っていたのではないかと深く自省したのでした。


 その意味では、この「無料講演・施術会」は私たち礒谷療法総本部にとっても意義ある会になっています。今までの経験を生かし、参加者一人一人と向き合う、「良い会」を今後も続けていきたいと考えています






◎礒谷院長の感想

 専門家の先生と一般参加者の両者に対応した施術会のため、少し緊張して迎えた会でしたが、何とか無事に終了しました。


 今回は、多種多様な参加者の方々でしたので、私自身も刺激を受け、楽しい施術会になりました。毎回感じることですが、参加者の方々の喜んだ顔、感謝の言葉に接すると「やって良かった」との思いを改めて感じることができた会になりました。


礒谷圭秀

 見せ方、話し方によりいっそうの工夫は必要でしょうが、それでも回を重ねるに連れ、「一人でも多くの方の苦しみを救いたい」という願いはますます強くなってきていることを実感します。「講演・施術会」を行うごとに、早くも次回の「講演・施術会」への意欲が沸き上がってきます。


 今回の「講演・施術会」では、“笑っちゃうほど”効果があった礒谷療法を実演できたことが印象的で、参加者の方々に喜んでいただいたことには満足はしています。それでも一人一人の参加者にもっと向き合い、しっかりとしたコミュニケーションを取れれば良かったなあと反省もしています。


 今回の反省点を踏まえ、次回はより良い会にしたいと考えています。






◎大町先生の感想

 このような施術会の助手を勤めるのは初めての経験でしたので、最初は緊張しましたが、徐々に慣れていき自分のペースで施術を行うことができました。


 いつもは一対一で施術を行っているのですが、今回は観衆を含む一対十四という施術なわけで、これには十分対応できなかったかもしれません。人に“観せる”施術ということの難しさを実感しました。次回はもっと上手く施術をできると思います。


大町先生

 ある参加者を施術した時、その人が「首が回るよ。痛くないよ」と叫びました。それを受けた参加者の人々が「オォー」という声を上げ、「どのように首が回るの」などの質問を連発していました。


それを聞いた時、「これが施術会の醍醐味なんだな」と実感しました。患者さんだけでなく、観ている参加者の方々に納得させることも必要なんだと感じたのでした。そうすることにより、より施術会が充実した内容になるのだと思います。次回は、参加者の方々全員と共有できるような施術をしたいと決意しました。


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