好評だった無料講演・施術会

大震災を乗り越え開催へ


2011年6月26日、東日本大震災後初めての「無料講演・施術会」が、東京・中野の礒谷療法総本部で開催されました。
以前より「次回の無料施術会はいつ?」との要望は多かったのですが、開催しようと考えていた時期に“東日本大震災”が起き、開催不能に陥ってしまいました。

img それでも、「頑張ろう東北」「頑張ろう日本」の声に後押しされ、礒谷療法総本部は「ジャパン柔道整復師会セミナー」を始め、幾つかの講演会を実施してきました。

その流れの中で、強い要望に答えるため、急遽「無料講演・施術会」は企画されました。

「無料講演・施術会」が計画されたのが6月初め、本来ならば準備期間に1カ月程度かけ、実施は7月中旬が順当なのですが、7月中旬に台湾セミナー(3日間)が行われる予定があり、礒谷院長も出席することになっていました。そこで6月26日に開催という決定がなされたのでした。

img 準備期間が短かかったため、参加者が集まるだろうかという一抹の不安(?)もあったのですが、告知すると同時に数多くの参加希望者が殺到し、何人かの方はお断りしなければならず、募集を打ち切る事態になりました。

この場を借りて、お断りした方々に再度のお詫びと、次回の「無料講演・施術会」への優先的なご招待をお約束したいと思います。



礒谷療法の“少人数施術会"


img 今回の「無料講演・施術会」は最終的に14人の参加者となりました。

私たちは「無料講演・施術会」の参加人員は10人程度に収めることが必要だと考えています。これは過去の経験から、参加して戴いた方々に礒谷療法を理解していただくためには、参加人員は10人程度が適当、と知ったからです。

充実した「講演・施術会」にするためには、参加者一人一人の“顔”を見るためにはどうしても10人程度が限度なのです。数をこなすだけ、“施術”を行っただけ、ということに終わらせたくはないからののです。

今回は、早々と締め切ってしまい、多くの方々にご迷惑をおかけしました。またお断りした方々もいらっしゃいます。すべては「充実した施術会」を行いたいと考えての結果ですので、どうかご容赦いただきたいと思います。



礒谷療法の“少人数施術会"


今回の「無料講演・施術会」の参加者は多種多様な方が多く、とても興味深いものがありました。

img 専門家である整体の先生、柔道整復を学ぶ学生さん、親子3人で参加された方、腰痛に悩む若い女性、礒谷療法に関心の深い老婦人など、経歴も、参加された動機も異なる多様な方々がいらっしゃいました。

これに対し、礒谷療法では礒谷院長・小林先生のほか、細谷先生などが助手として参加、総勢4人の万全の態勢で臨みました。

実は、これだけの態勢で臨めたからこそ14人の参加者を受け入れることができたのです。

参加の動機が異なる参加者ですので、「講演会・施術会」の関心も自ずと異なることは当然です。そこには奇妙な緊張感もあり、行き違いもあり、とても興味深い会となりました。とくに個別的な先生方との質疑応答では、こちらとあちらでは、全然違った会話になっていたりします。

このように、多様な参加者を迎えるためには、絶対に少人数の会であることが必要と改めて実感したのでした。



“参加者の喜ぶ声"が聞けた


今回は「参加者の声」をいつも以上に尊重し、「礒谷療法の主張、言いたいこと」を後方に置くことをテーマにしました。「礒谷療法に何を期待しているのか」を知ることを徹底的に重視したのです。

img そのため、講演はなるべく短めにして、参加者一人一人が今回の会に何を求めて参加したのかを中心テーマとしました。そのためには個人個人にていねいな対応と、施術に時間をかけることに心掛けました。

つまり、参加者一人一人とじっくり向き合うことを主眼としたのです。

多様な参加動機の参会者の皆様に対し、一人一人とじっくり向き合い「こんな親切な会は初めて!」「本と実際は全然違うのですね」と喜びの言葉を言ってもらえたことは私たちの喜びにもなりました。

もちろん、私たちの願い通り、すべて上手くいったと考えているわけではありません。反省点も多くあります。それでも今回は、参加者一人一人の顔が見え、これからの会の在り方に大きなヒントを与えてくれた会となったと考えています。


参加者の喜びの声が支え


img 今回の会では、多くの参加者が喜んでくださったことが私たちの喜びでもありますが、「講演・施術会」は行うごとに反省点が見えてくることも実感しました。

参加者のニーズに答えようという私たちの熱意の伝え方の具体的改善方法が見えてきたということでもあります。

今回の会を行ったことにより、具体的な“方向性が見えてきた”というのが私たちの感想で、これからも続ける予定の「講演・施術会」をより充実したものにしたいと改めて考えています。

今回の会は、14人になってしまったのですが、その中には整骨や整体の先生もおりましたが、すべての方は“個人的なテーマ”をもって参加されていたことが印象的でした。 いつもの会にはおられる「何となく参加しただけ」の人はいないようでした。

「話題になっているから、どのような整体なのか見たかった」人も「奥さんの代わりにやってきた」人もいましたが、体調的に苦しむ人、腰痛などで苦しみ、さまざまな整体に通った結果良くならないので、あきらめていた人などもいました。ある方は「全然期待しないで」参加したのですが、試しに施術を受けてみと、驚くべき成果があったのでした。
「あれ!首が回るよ。全然首が回らなかったのに、首が回る」
その大声に回りの人はびっくり。しかし何よりも、本人が一番驚いています。礒谷療法では首に直接触ることはしません。股関節の施術のみで首が回ったわけで、礒谷療法の面目躍如の一瞬でした。

ほかにも、日常的に正座ができなかった人が正座できるようになったり、腰の痛みが取れた人がいたりと、会場は驚きの声に包まれました。何よりも、嬉しそうな参加者の顔をみることができ、会を開いて良かったと思う瞬間でした。


今後も持続させたい「講演・施術会」


img 礒谷療法の基本理念は、きれいごとのようですが、多くの方々の「痛みや苦しみ」を少しでも軽減し、できれば完治できる手助けをしたいということです。そのために、今回のような「無料講演・施術会」を開催しているわけです。

礒谷療法とは、ご存じのように対症療法ではなく根本療法です。つまりは日常生活改善の大切さを理念とする療法なのです。礒谷療法を知ることにより、誰でも“自力で”健康を保持できるはずなのです。このことを多くの方に知ってもらいたいとの気持ちで始めたこの会ですが、逆に多くのことを参加者の皆様から教えて戴いてきました。

“治してあげる”のような上から目線、施術家目線で患者さんに接するような態度は間違いだと改めて教えてもらいました。 患者さんの苦しみ、悩みに正面から向き合うこと、それこそがもっとも重要だと気づかされたのでした。患者さんに真摯に向き合い、共に体調を改善していくことがもっとも大事であることを改めて教えられた気がします。

礒谷療法を、「理解してもらいたいと一方的に」“押しつける”ことは明らかな間違いなのです。患者さんを治したいとの思いが強いと、施術家はしばしばこのような態度を取ることがあります。私たち礒谷療法も、このような態度を取っていたのではないかと深く自省したのでした。

その意味では、この「無料講演・施術会」は私たち礒谷療法総本部にとっても意義ある会になっています。今までの経験を生かし、参加者一人一人と向き合う、「良い会」を今後も続けていきたいと考えています。



礒谷院長の感想


img 猛暑の中、どれほどの方々が参加してくれるだろうと少し心配していましたが、予想を超えた参加者がおり嬉しい誤算でした。

今回は、多種多様な参加者の方々でしたので、私自身も刺激を受け、楽しい施術会になりました。毎回感じることですが、参加者の方々の喜んだ顔、感謝の言葉に接すると「やって良かった」との思いを改めて強く感じた会になりました。

回を重ねるに連れ、「一人でも多くの方の苦しみを救いたい」という願いはますます強くなってきました。「講演・施術会」を行うごとに、早くも次回の「講演・施術会」への意欲が沸き上がってきます。

今回の「講演・施術会」は参加者の方々に喜んでいただき、満足はしているのですが、反省点がないわけではありませんでした。一人一人の参加者にもっと向き合い、しっかりとしたコミュニケーションを取れれば良かったなあと考えています。 今回の反省を踏まえ、次回はより良い会にしたいと考えています。
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