柔整師会セミナー第二弾(大阪)報告

◎ジャパン柔道整復師会「礒谷セミナー」が連続開催


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2011年11月6日、ジャパン柔道整復師会主催の「礒谷療法セミナー」が大阪市梅田スカイビルで開催されました。


 今秋、礒谷療法は柔道整復師の先生方を対象とした「礒谷療法セミナー」をジャパン柔道整復師会主催で全国連続開催する予定でした。第1弾として2011年10月23日に仙台市で開催し、それに続く第2弾として開催されたのが大阪セミナーです。


 「ジャパン柔道整復師会」については、既報の「仙台セミナー開催」を参照してほしいと思いますが、私たち礒谷療法にとっては、意義あるセミナーだと考えています。
その理由としては「ジャパン柔道整復師会」の本部が仙台にあること、ジャパン柔道整復師会主催の「礒谷療法仙台セミナー」が今春予定されていたのですが、開催1週間前に3・11東日本大震災が発生し、当然ながらセミナーは中止したという事情がありました。

img その後、4月17日には東京セミナーは開催しましたが、今秋の連続セミナーは絶対に無事開催し、成功させたいという強い思いを抱いていたからです。


 大阪セミナーを迎えるにあたり、ジャパン柔道整復師会の担当者の方から「東北の人は控えめですが、大阪の人は“積極的”ですよ」との助言を受けていました。
参加者のほとんどは柔道整復師の先生方ですから、国家資格をもつ先生方が“民間療法”である「礒谷療法」にどのような反応を示すのか、厳しくもあり積極的でもある質問が連続して起こるのか、楽しみでもあり若干の不安を覚えながら大阪に向かいました。




◎大盛況だった大阪セミナー


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 「礒谷療法大阪セミナー」は大阪駅に程近い梅田スカイビル22階のフロアで開催されました。参加者は45名で、地元大阪を始め、奈良・和歌山・兵庫・京都の関西からの参加者がほとんどでしたが、遠く熊本からの参加者もいました。手前みそ的ではありますが、礒谷療法への関心の深さを感じさせる事実です。


 眼下に淀川が流れる眺望の良さ、フロアの居住性、解放感もあったのかもしれませんが、セミナーは当初からリラックスムードいっぱいで開始されました。当方からは礒谷院長・小林先生の両名が指導教官として参加されたのですが、両先生のタッグの絶妙さ、指導慣れという要素もリラックスムードの演出に力となったのかもしれません。


 とはいえ、参加者のセミナーへの“強い期待”は当初からビンビンと感じました。多くの参加者から「録音は良いですか」「ビデオを回したいのですが許可してくれますか」「カメラを取りたいのですが」という許可を求める声が多く寄せられ、半分以上の参加者がビデオを持参しているという状況でした。


 リラックスしながらも緊張と期待に満ちたセミナーは、院長の「礒谷理論」の講義から開始されたのでした。


◎圧倒的に多かった若い参加者


 実は事前に、今回のセミナー参加者が45名と聞いて少し心配していました。というのは、セミナーは実質3時間しかありません。45名という人数は少し多すぎるのではと考えたからです。


 実例で説明しますと、礒谷院長の実技を見学する場合でも、実技を行うマットを45名で取り囲むと、どうしても人数的に後ろの人は見えにくくなってしまいます。私たちが礒谷セミナーで心掛けていることは、参加者一人一人に手と手が触れ合うようなフレンドリーで心が通い合うようなセミナーです。


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 質問・疑問には真摯に応え、文字通り手を取って指導できるようなセミナーを目指してきました。多人数のセミナーの場合、積極的に関与している参加者がいる反面、どうしても“溢れる参加者”ができてしまうことがあります。今回の大阪セミナーでも、この点が心配でした。


 しかし、杞憂でした。


 セミナー会場の解放感、スペースの広さ、わずかながらの理由として私たちの運営の工夫もあったかもしれませんが、最大の理由はセミナー参加者の多くが若い先生方だったからではないでしょうか。若い先生方の熱気・やる気、そして身の軽さがセミナーを盛り上げ、円滑に運営できたと考えています。その意味でも、参加者の先生方にはこの報告の場で、感謝の意を述べたいと思います。




◎関西の“ノリ"がセミナーを盛り上げる


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 セミナーは講義開始直後から、真剣ムードいっぱいの雰囲気でした。

 いつにも増して、礒谷院長の講義内容が参加者の胸に響き、驚き、納得顔の反応が自然と会場内を満たしていきました。自画自賛するようですが、礒谷院長の講義も分かりやすく、要点をズバリ解説しているため、参加者の意識が吸い取られるように集中していくことが分かります。

 参加者の多くは、礒谷院長の講義の一言一言に深く頷き、忙しくメモを取る手を休めません。実技を開始すると、場内の雰囲気はさらにヒートアップします。


 礒谷院長の実技を間近で見学しようと、走るように駆けつけてきました。


 実技の内容の詳細は省きますが、今回のセミナーでは多くの先生方に実際に礒谷療法を体験してもらうことを主眼としました。最初に参加者の一人にモデルとなって戴き礒谷療法施術を行うのですが、この時に施術の内容を一つ一つ解説しながら行いました。


 また参加者の先生方にもモデルを触ってもらい、礒谷療法の施術をより実感できるようにしたのです。こうなると関西出身の先生方です。ノリの良い突っ込みが繰り出され、会場内は笑いと真剣さが交錯し異常な盛り上がりとなりました。


 最初のモデルの施術に40分以上もかかってしまいましたが、しっかり施術を行った効果もあり、モデルの「腰の痛みが取れました」の一言に会場内からは「ウオー」という声、拍手が起こったのが印象的でした。




◎セミナー内容に変化の兆し


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 セミナーは「礒谷療法理論」と「実技」の2本立てで構成しました。


 講義はどうしても退屈してしまいますし、また専門家の先生は礒谷療法の実演を見たいだろうと考え、実技中心で進行することにしたのです。


 礒谷療法の特色である「足型判定」になると、先生方の目の色が変わります。実践的な礒谷療法の“施術方法”には興味を覚えたようで、多くの先生方が実際に足型診断にチャレンジしたのでした。


 さらに質問の嵐があり、そのため一人の施術に多くの時間を費やしてしまったのでした。そのかいもあり、礒谷療法が身近に感じてようで、この実技が行われるようになると、先生方は身を乗り出し、会場の雰囲気も一挙にヒートアップしました。


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 会場が広かったこともあり、マットは2面敷くこともできました。マットの距離を少し離し、両方のマットに参加者が分散できる体制を作ることができたことにより、多人数のセミナーという難点を克服できた点は幸いでした。


 私どもにとって今回のセミナーの最大の収穫は、ゆっくりと礒谷施術を一つ一つ解説しつつ、参加者の疑問に応えながらセミナーを進行するメソッドを確立したということがあります。参加者多数という難点があったことにより生まれた“ケガの功名”だったのかもしれませんが。




◎今後のセミナーの在り方は


 今回の大阪セミナーは、事前に礒谷療法の存在を知っていた先生が多く、実技編では質疑応答も活発でしたし、先生方の集中力も素晴らしいものがありました。セミナー終了後も多くの先生方が残り、会場側から退出を催促されるという一幕もありました。


 確かに今回のセミナーは成功だったと信じておりますが、反省点も多々あります。


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 人数的に多くなると、どうしても“溢れる先生”がいます。せっかく来て戴いた先生なのですから、満足して帰って戴きたいと願ってセミナーを開催しています。


 また、参加された先生方が持っている自分自身の手技に、どのような方法・手段で礒谷療法を加味すれば効果的なのかという“方法論”にセミナーでは十分応えることができなかったという点もあります。


 それでも、「次回の礒谷セミナーはいつですか」「礒谷セミナーをぜひ開いてください」などの言葉を数多くかけていただきました。このような先生方の言葉に支えられ、次回はさらにより良い礒谷療法セミナーを開こうと考えています





☆院長の感想


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 久しぶりの大阪でのセミナーでしたので、最初はかなり緊張しました。朝、新幹線に乗り、午後からセミナー開催、夕方帰京という日程の関係があったかもしれません。それに、無事にマットなどの用具が到着しているかしらなどの余計な心配をしたせいかもしれませんが。それでもセミナーが開始すると、雑念もなく講義・実技に没頭できました。


参加者は専門家の先生方ですから専門的な質問が多かったことは当然として、驚いたことは多くの先生方が事前に礒谷療法を勉強してくれていたことです。質疑も活発で、大阪的なノリもあり、セミナーは大盛況だったと信じています。多人数でのセミナーということもあり、最初は心配していましたが、「予想外」の反響に少々驚いています。ますます礒谷療法の責任感を強く感じ、頑張らねばと決意した1日でした。




☆小林先生の感想


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 専門家の先生方を対象にしたセミナーは何度も経験していますが、45人という参加者人数を聞いた時は少々驚きました。参加者の人に満足してもらえるだろうかという心配も正直ありました。しかし、実技に入ると“参加者の食いつき”にビックリです。参加者の先生方は一斉に身を乗り出し、食い入るように実技を見つめています。私も施術のお手伝いをしたのですが、施術の途中でも質問責めです。ゆっくり丁寧に質問に応えながら施術を行ったのですが、それが幸いしたようです。


関西人のノリもあったのか、フレンドリーな雰囲気に満ちたセミナーだったと思います。それと同時に、参加者の先生方の礒谷療法への関心の高さを実感し、今後もこれに応えていこうと改めて思った次第です。

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