【活動報告】2026年夏・台湾台北にて礒谷療法「正師範セミナー」を開催!国境を越えて広がる礒谷療法の輪 #3

2026年6月30日から7月2日までの3日間、台湾・台北市内において、礒谷療法の「正師範セミナー」を開催いたしました。

今回のセミナーは、これまでに実施した前回・前々回のセミナーを受講された方々を対象とした、さらなる専門的知識と施術技術の習得を目的とするステップアップセミナーです。これまで段階的に礒谷療法の理論や基本的な施術技術を学んでこられた参加者の皆さんにとって、いよいよ「正師範」という一つの大きな到達点を目指す機会となりました。

約30名が参加した熱気あふれるセミナー

今回の参加者は総勢約30名。

会場には開始前から高い意欲と期待感が感じられ、3日間を通じて非常に熱気のある、充実したセミナーとなりました。

特に印象的だったのは、参加者の皆さんから寄せられる質問の内容が、これまで以上に具体的かつ専門的になっていたことです。実際の施術場面を想定した質問に加え、身体の状態に応じた技術の選択、施術時の細かな判断、技術を適用する際の注意点など、より実践的な内容について多くの質問や相談が寄せられました。

こうした一つ一つの質問からも、台湾において礒谷療法が継続的に学び、実践していこうとする対象として受け入れられていることを強く感じました。参加者の皆さんが真剣に技術と向き合い、自身の施術能力をさらに高めようとしている姿勢は、指導する側にとっても大きな刺激となりました。

台湾・香港・シンガポールから参加

今回のセミナーには台湾からの参加者だけではなく、香港、シンガポールからも参加者が集まり、非常に国際色豊かな雰囲気となりました。

台湾、香港、シンガポールから集まった参加者の皆さんが、中国語を共通のコミュニケーション手段として自然に交流している姿も印象的でした。国や地域が異なっていても、共通する言語を通じて互いに技術について意見を交わし、学び合う姿を見ると、国際的な技術交流の可能性を改めて感じます。

私は今回も日本語で講義を行い、現地の通訳の方に中国語へ翻訳していただくというスタイルで進行しました。専門用語や細かな身体操作について説明する場面も多く、通訳の方にも大変ご尽力いただきました。

言語の壁を越えながらも、参加者の皆さんと技術的な共通理解を形成できたことは、今回のセミナーにおける大きな成果の一つだったと思います。

現地スタッフの皆様に感謝

今回のセミナー開催に際しては、現地で長年にわたり礒谷療法の普及に尽力されている邱先生をはじめ、多くのスタッフの皆様に多大なるご協力をいただきました。

会場の準備や運営、参加者への対応、通訳など、さまざまな場面で多くの方々に支えていただいたことで、3日間のセミナーを無事に実施することができました。

この場をお借りして、改めまして心より御礼申し上げます。

緊張感に包まれた卒業検定

今回のセミナーの大きな山場となったのが、最終日に実施された卒業検定です。

参加者一人ひとりが3代目院長に対して直接施術を行い、これまで学んできた礒谷療法の知識と技術を実践できるかどうかを確認する形式で行われました。

受講者の皆さんにとっては非常に緊張感の高い時間となりました。限られた時間の中で正確に技術を実践するだけでなく、施術に関するさまざまな質問にも答えながら進められる、非常に実践的な検定です。

しかし、そのような緊張感のある状況にもかかわらず、今回の参加者は誰一人として大きなミスをすることなく、見事に全員合格という結果となりました。

この結果からも、皆さんが検定に向けて事前にしっかりと予習・復習を行い、これまでのセミナーで学んだ内容を繰り返し確認しながら準備してきたことが伝わってきました。

技術は、講義を一度聞いただけで身につくものではありません。理論を理解し、実技として反復し、自分自身で考えながら修正を重ねることで、初めて安定した技術として定着していきます。

今回の参加者の皆さんの姿を見ていると、これまでの学習の積み重ねが確実に技術として形になっていることを感じました。

正師範証書を授与

全員合格という結果を受け、最後には参加者一人ひとりに正師範証書を授与するセレモニーが行われました。

一人ずつ名前を呼ばれ、正師範証書を手にされた皆さんの表情には、達成感と喜び、そしてこれからの活動に対する新たな決意が感じられました。

長い時間をかけて学習を続け、いくつもの段階を経て今回の正師範セミナーまでたどり着いたからこそ、証書を手にした瞬間の喜びも、ひときわ大きなものだったのではないかと思います。

私自身も、参加者の皆さんの笑顔を拝見しながら、この3日間を通して礒谷療法の技術だけではなく、それを次の世代へ伝えていくための新たな人材が育っていく過程に立ち会えたことを、大変うれしく感じました。

ここからが新たなスタート

今回、正師範として新たな一歩を踏み出された皆さんには、これからそれぞれの場所で礒谷療法を実践し、さらに多くの方々へその価値を伝えていっていただくことを期待しています。

また、正師範という資格を取得したことを一つの終着点とするのではなく、ここからが新たな学びのスタートでもあります。

実際の施術現場では、一人ひとり身体の状態や生活背景が異なり、講義だけでは判断できないさまざまなケースに向き合うことになります。だからこそ、日々の施術を通じて経験を積み、仲間同士で知識や経験を共有しながら、継続的に技術を研鑽していくことが重要だと思います。

近い将来、今回卒業された皆さんから、それぞれの地域でどのように礒谷療法を実践しているのか、また、どのような経験を積まれているのか、その後の活動についてお話を伺える機会をぜひ設けたいと考えています。

台湾から世界へ、礒谷療法の輪を

合格者名簿

今回の台湾・台北での3日間は、本当にあっという間でした。しかし、その短い時間の中には、参加者の皆さんの熱意、技術に対する真摯な姿勢、そして国境を越えて一つの技術を学び、伝えていこうとする強い思いが凝縮されていました。

台湾を中心に、香港、シンガポールなどからも参加者が集まり、礒谷療法が少しずつ国際的な広がりを見せていることを実感できた今回のセミナー。

この3日間で得られた経験と交流を今後の活動にも生かしながら、礒谷療法の理論と技術を正しく継承し、さらに多くの地域へと伝えていくための活動を、これからも着実に続けていきたいと思います。

今回、正師範として新たなスタートを切られた約30名の皆さんの、今後ますますのご活躍を心より期待しております。

そして、今回のセミナー開催にご尽力いただいた邱先生をはじめ、スタッフの皆様、参加者の皆様に、改めて心より感謝申し上げます。

また台湾で皆さんとお会いできる日を楽しみにしながら、これからも礒谷療法のさらなる発展と国際的な普及に向けて、一歩一歩、活動を続けてまいります。