◎反響が大きく「礒谷大阪セミナー」は2回行われた

 ジャパン柔道整復師会主催の「礒谷療法セミナー」連続講演第3弾「大阪セミナー」は、2012年12月16日、JR新大阪駅近くのビジネス街にある新大阪丸ビル新館で開催されました。

 2012年11月の東京、12月9日の仙台と続く連続セミナーの最終回となりました。

師走の慌ただしい中、果たして参加者はどれだけいるのかという危惧が若干ありましたが、セミナー開催を告知したところ、予想を上回る反響がありました。

 募集人数はマックスでも50人と考えていました。

 その人数を越えると、責任が持てるセミナー運営ができないからです。ところが募集開始1週間で、参加人数は50人を超えてしまいました。募集を締め切るということも考えたのですが、急遽、午前、午後2回のセミナー開催を決定しました。

 緊急事態としての対応でしたが、セミナーが成功裏に終了したことをまず最初に報告したいと思います。

◎80人を超える参加者

 大阪セミナーが無事終了したことに関しましては、最初に「ジャパン柔道整復師会」の関係者の皆様に感謝の意を表したいと思います。

突発的な事態にもかかわらず、会場確保、参加者へのご連絡など、機敏に対応していただいたことが、大阪セミナーの成功につながったのだと思います。

 また何よりも、セミナー参加者の熱意、やる気、整体に関する情熱が大阪セミナー成功の最大の要因であったことは改めて言うまでもありません。参加者は大阪を始め関西地区の方々がほとんどでしたので、関西的な“ノリの良さ”もセミナーの盛り上げに大きな力を与えてくれたのかもしれません。

 最終的なセミナー参加人数は、午前は35人、午後は45人を超え、合計すると80人を超える方々が年末の忙しい時期に参加してくださいました。

遠く四国、九州からの参加者もおり、自慢ではありませんが、改めて「礒谷療法」への期待の高さを実感しました。と同時に、責任の重さも改めて認識させられたセミナーになりました。

◎活発なセミナー参加者

 セミナーは講義開始前から、参加者の“強い期待”が強く感じられました。

 普段のセミナー、講演会では、座席は後方から埋まっていくことが多いのですが、今回は違いました。座席は前方から埋まっていくのです。

セミナー会場に来られる人、来られる人すべてが前列の空いている座席を探し座るのです。

さらに、多くの参加者から「録音は良いですか」「ビデオを回したいのですが許可してくれますか」「カメラを取りたいのですが」という許可を求める声が多く寄せられ、半分以上の参加者がビデオを持参しているという状況でした。

 セミナーが開始されると、参加者の多くは礒谷院長の講義の一言一言に深く頷き、忙しくメモを取る手を休めません。続いて実技が始まると、場内の雰囲気はさらにヒートアップしました。

 礒谷院長の実技を間近で見学しようと、多くの参加者は走るように駆けつけてきます。 それでも、セミナー自体は当初からリラックスムードいっぱいでした。会場が比較的広く、参加者が多人数でもゆったりと移動できたからかもしれません。

 また礒谷療法からは礒谷院長・小林先生の両名が指導教官として参加されたのですが、両先生のタッグの絶妙さ、指導慣れという要素もリラックスムードの演出に力となったのかもしれません。



◎好評だった分かりやすい講義

 リラックスしながらも緊張と期待に満ちたセミナーは、院長の「礒谷理論」の講義から開始されたのですが、真剣ムードいっぱいの雰囲気でした。

 いつにも増して礒谷院長の講義も熱を帯び、講義内容は参加者の胸に響き、驚き、納得顔の反応が自然と会場内を満たしていきました。自画自賛するようですが、礒谷院長の講義も分かりやすく、要点をズバリ解説しているため、参加者の意識が吸い取られるように集中していくことが分かります。

 今回の講義は、パワーポイント、プロジェクターを使用して講義内容が一目で分かるようにしたことも大きかったのかもしれません。また資料も多めに用意し、分かりやすさを考慮したことも参加者の集中力に役立ったのかもしれません。事前の準備の重要さを改めて認識したのでした。

 しかし最大の要因としては、自慢めいて聞こえるようですが、礒谷院長の的確な判断力だったのかもしれません。

 参加者の興味が“実技”にあると知るや、講義を短縮し、すぐさま実技に移行しました。また講義自体も、要点を押さえ、参加者の知りたいことだけに集中する手法にとっさに切り替えたのでした。何回もセミナー・講演会を重ねた礒谷院長の“場慣れ”の実力が発揮された場面でした。

◎参加者の熱意に驚かされる

 実技の詳細はここでは省きますが、参加者の熱意に驚かされること再三でした。

 参加者のほとんどは、現場で活躍されている柔整、鍼灸、あるいは整体の先生方でしたので、セミナーでは多くの先生方に実際に礒谷療法を体験してもらうことを主眼としました。最初に参加者の一人にモデルとなって戴き礒谷療法施術を行うのですが、この時に施術の内容を一つ一つ解説しながら行いました。

 また参加者の先生方にも実際にモデルを触ってもらい、礒谷療法の施術をより実感できるようにしたのです。モデルになってくれる先生、あるいは実際に施術希望の先生を現場で募集したところ、多くの先生方が名乗り出てくださいまして“仕切る”ことが難しい状況でした。ノリの良い関西らしい突っ込みが随所で繰り出され、会場内は笑いと真剣さが交錯し異常な盛り上がりとなりました。

 最初のモデルの方の施術が行われ、モデルの先生の「腰の痛みが取れました」の一言に会場内からは「ウオー」という声、拍手が起こったのが印象的でした。

 セミナーが終了した後も多くの先生方は会場に残り、質問攻めの嵐です。そのため、会場係員から「時間です」と退席を迫られるほどで、セミナーの熱気はいつまでも消えることはありませんでした。

◎セミナー継続の思いは強くなる

 今回の大阪セミナーは2回セミナー、人数の多さと異例でした。

 そのため、セミナー参加者にはご迷惑をおかけしましたし、私たちも「十分に礒谷療法を伝え切れたのか」という反省も多いセミナーでした。

 私たちのセミナーで心掛けていることは、参加者一人一人に手と手が触れ合うようなフレンドリーで心が通い合うようなセミナーです。

質問・疑問には真摯に応え、文字通り手を取って指導できるようなセミナーを目指してきました。

多人数のセミナーの場合、積極的に関与している参加者がいる反面、どうしても“溢れる参加者”ができてしまうことがあります。今回の大阪セミナーでもこの点が心配でしたが、参加者の熱意に後押しされ、何とか成功裏に終えられたのかなと少し安心しています。

 色々と至らない点はあるとは思いますが、参加者の要望が有る限り、今後も礒谷療法セミナーは継続していこうとの思いを強くしたセミナーでした。同時に、今後はさらに参加者の方々のニーズに沿ったセミナー構成にしなければとも考えています。

 例えば今回のセミナーでも、礒谷療法の特色である「足型判定」になると、参加者の方々の目の色が変わりました。実践的な礒谷療法の“施術方法”への興味は特別のようで、多くの先生方が実際に足型診断にチャレンジされました。

 私たち礒谷療法も、参加者の方々が「何を希望しているか」という視点に立って、セミナーを展開していきたいと考えています。

◎今後のセミナーの在り方を探る

 今回の大阪セミナーは、事前に礒谷療法の存在を知っていた先生が多く、さらには若い参加者が多かったということもあり、大いに盛り上がったと思います。実際の現場では、実技編では質疑応答も活発でしたし、先生方の集中力も素晴らしいものがありました。

セミナー終了後も多くの先生方が残り、名残おしそうにしていたのが印象的でした。

 多くの参加者の方々から「次回の礒谷セミナーはいつですか」「礒谷セミナーをぜひ開いてください」という有り難い声もいただきました。その意味では、今回のセミナーが成功だったことは間違いありません。それでも、反省点は多々あります。

 人数的に多かったという問題もそうですが、一番の問題は参加者の方々の要望に十分応えることができたのだろうかという点にあると思います。

 セミナーに参加された先生方が持っている自分自身の手技に、どのような方法・手段で礒谷療法を加味すれば効果的なのかという“方法論”がセミナーでは十分提示できなかったという反省点を深く感じます。

 このような点を踏まえ、次回はさらにより良い礒谷療法セミナーを開こうと堅く決意しています。

◎礒谷院長の感想

 去年に続いての大阪セミナーでしたが、今回は午前、午後の2回セミナーということもあり、緊張感をもって臨みました。

前年はセミナー当日の朝に新幹線に乗り、午後からセミナー開催、夕方帰京という日程でしたが、今回は前日泊で、少しはゆったりできたのですが、それでも2回講演というプレッシャーは大きかったです。

しかし、セミナーが開始すると、雑念もなく講義・実技に没頭できました。

驚いたことは参加者の先生方の“熱意”です。専門的な質問が多いことは当然として、参加者の先生方の多くが事前に礒谷療法を勉強してくれていたことは驚きでした。関西的なノリの質疑も活発で、セミナーは大いに盛り上がったと感じました。多人数でのセミナーということもあり、最初は心配していましたが、「予想外」の反響に少々驚いています。

ますます礒谷療法の責任感を強く感じ、頑張らねばと決意した1日でした。

◎小林先生の感想

 今回は1日に2回のセミナーということで体調管理には万全を期しました。

専門家の先生方が対象、多人数のセミナーということは何度も経験していますので、実はそれほど心配していませんでした。前年に経験しているので、大阪の人は真心をもって接すれば“何とかなる”という気持ちがあったのかもしれません。実際の現場でもそのとおりでした。

今回のセミナーで驚いたことはセミナー参加者の方々の“熱気”です。礒谷療法に対する期待をひしひしと感じました。実技では、参加者の先生方は一斉に身を乗り出し、食い入るように見つめていました。実技の途中でも質問責めです。丁寧に質問に応えることを心掛けたのですが、あっちからもこっちからも質問が飛ぶので、一時はどうなるかと心配しました。

それでも関西人のノリもあったのか、緊張感の中にもフレンドリーな雰囲気に満ちたセミナーが展開したと思います。

参加者の先生方の礒谷療法への関心の高さを実感し、今後もこれに応えていこうと改めて思った1日でした。

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