第一話 タイトル挿入

整体院や接骨院の看板などでもおなじみの骨盤矯正。
かくいう礒谷式力学療法でも骨盤矯正を行っています。

しかし礒谷式力学療法では股関節を矯正することで二次的に骨盤を動かしている骨盤矯正なのです。
ここで考えていただきたいのは骨盤矯正を行うほど歪んだ骨盤は『なぜ、歪んだのか?』と言う視点です。
そこでまず、順番に確認していきますが『骨盤を支えているのは脚の筋肉である』と言う事実です。
そして、『脚の筋肉は骨盤についている』という事実。
脚の筋肉は人体の中でも最強ですから、その人の生活習慣、例えば脚を組んで椅子に座るなどで筋肉のアンバ
ランスが生じると、その筋肉の付いている骨盤の部分を引っ張ってしまい骨盤が歪むわけです。
さらに、『脚と骨盤の接合部分は股関節である!』

これがポイントです。
アンバランスになってしまった脚の筋肉の一方は骨盤にもう一方は脚の骨についているわけですから、その中
間にある股関節も当然くるうわけです。
したがって、その股関節角度を矯正するという事は骨盤を整えるという事でもあるし、脚の筋肉のアンバラン
スを治すという事でもあるのです。
つまり、骨盤だけの矯正で歪んだ骨盤を手技やなどで操作して「はい、骨盤が真っすぐになりましたよ」と矯
正を受けても、ベッドから降りて自分の脚で二足歩行をしたら、脚の筋肉の状態がそのままだったら骨盤も引
っ張られてもと通りに戻ってしまうわけです。
これが股関節矯正こそが骨盤矯正になる理由なのです。
過去に骨盤矯正を受けて「その時はよかったけど、すぐに戻ってしまった」と感じたことがある方は是非、股
関節矯正による骨盤矯正を試しくみてください。